マクドナルドが無料になる時代へ

そのうち本格的に無料化されるだろう

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とこのエントリーを読んで思いました
blog.shinma.tokyo


この僕自身はマクドナルドに行くこと自体があまりないのでここまでの実態とかクーポンなどでここまで安く提供していることをしらなかったのですが、ここまで無料で提供しても商売として成り立っているということはそのうち全て無料になってもおかしくないのではないかなと。
と言うかここまで無料で提供して客寄せをしないとお金を払ってくれるお客にありつけないのであれば、いっそ広告モデルなどに転換したほうが儲かるのではないか、そのうち接客は無人化され材料の輸送コストだって自動運転になっていくと純粋な材料費と電気代と場所代などを払えれば後は利益になるのだから、もしこのまま、薄利多売を推し進めていくのであれば無料化も選択肢じゃないの?と
そこで、マクドナルド無料化が実現する条件を少し考えてみました。

このように典型的な薄利多売モデルで、客が離れることが一番怖いそうです
マクドナルドは薄利多売を前提としたモデル| 一度客が離れると建て直しはかなり難しい │ 投資初心者の資産運用

現状認識

現状はこんな感じらしいです
www.huffingtonpost.jp


原価の割合は以下のようなことらしいです(上記huffingtonpostより引用)

材料費 人件費 賃料など 総原価
2013年  34.5%  30.2%  24.6%  89.3%
2014年  35.3%  31.3%  26.7%  93.2%
2015年  35.9%  32.4%  27.8%  96.1%

そして、平均客単価が578.5円くらいのようです

以下参考
anond.hatelabo.jp

ハンバーガーチェーンの比較経済分析
http://www.t.daito.ac.jp/~t037785/zemi_12ki/burger.htm

マクドナルドからの公式情報
Welcome to McDonald's Holdings Japan

いまネットで成り立っている、Google検索やYoutubeFacebookなどの広告モデルが、様々なコストの低下により現実世界でも起こっていく、その先陣を切るのがマクドナルではないかというお話でもあります。

どのビジネスも基本的に、提供のためのコストを上回る収益を得れることが前提です、そのために各社はいろんな形で値段を下げたり上げたり広告を打ったりあの手この手で、収益がコストを上回るようなビジネスモデルを組み立てようとしているんだと思います。
もしマクドナルドの提供コストが、様々なテクノロジーの利用によりゼロ円に近づくことができれば、お客さんからお金をもらうよりも、マクドナルドという場を使った広告モデルに転換したほうが考えることを少なく出来て経営も楽じゃないのかなと、具体的には、お客へのバリューをそこまで考えなくて良くなる(無料という時点でバリューがでかい)、クレームが減る、自社の広告費を減らせる。

コストをゼロにする

コストをゼロにする(限りなく)にはどうすればよいかを考えてみます、もちろん明日から実現できることではないので5年後ぐらいの社会でできそうなことを前提に考えています。

材料費のコストについて

まず現状はどうなっているか、なかなか良い資料がなくて、2012年に流出した資料を参考にするしかなかったのですが、こんな感じらしいです。
http://imgcc.naver.jp/kaze/mission/USER/20120811/95/950555/15/562x562xb50729bff6d7c3c15d891a1c.jpg

この調達コストは様々な要因によって変わってくるだろうからなんとも言えませんが、輸送コストについては自動運転関連のシステムが導入されるとすと考えると約なると考えられます。

場所代

賃料についてもそれぞれの場所によって違うので一概には言えない。

人件費

5年後くらいには無人化が可能なのではないかと思ってます。
イメージとしては、混雑時でも一人の監視用の人がいて、調理とレジ(すでに導入されてきつつあります)については自動化されていて、配膳については、今と同じように店頭にお客が料理を取りに来るスタイルじゃないかと思います、トラブルが起きたときだけ監視役の人がでてきて対処する形になるのかな、そのうち監視役もカメラになるのかもしれないですね。
商品の注文は自分のスマートフォンになるかもしれないですよね。

無人レジはすでに実現しつつある
www.excite.co.jp


調理に関してもロボットが行うのも時間の問題
gigazine.net

総論

基本的に人件費はかからなくなりそう、「現状認識」の章を参考にして。
平均客単価578.5円を2015年の原価割合にしてみると、このようになる。
材料費:207.6円
人件費:187.4円
賃料等:160.8円

人件費(187.4円)がかからなくなったとして391円の客単価を取れれば今と同じサービスを維持できることになるのかな。

材料費 人件費 賃料など 総原価
2015年  35.9%  32.4%  27.8%  96.1%

ただ無料になると客は増えるはずなので賃料の割合などは減らせるとも思います。

その先のビジネスモデル

これまでの項でマクドナルドがどれくらい稼げば維持できるかを考えてみたが、これを実現させるためには以下のような広告を打っていくことになると思います。

・商品の袋などに広告を配置

・バーガー名の命名権の販売

・キャラクターを利用したコンテンツビジネス

・何かのサービスに登録などを促し、クーポン発行


momonestyle.com

magazine.voicenote.jp

結論

わかんないけど、大きな流れとして、技術の進歩によって、世の中のあらゆるものが無料化される方向に向かっていると思うので、こんな風な未来予想も結構現実的なのかもなぁと〜
トランプさん的なことで労働を増やす寄り戻しもあるかもだけど、技術の進歩に人間は逆らえないので・・・

では〜