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クリスマスイブを上司と二人っきりで過ごした話

シンギュラリティ AI

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クリスマスイブに上司(元半導体技術者)と飲みに行くことになりました。
その時の、昔の世界も踏まえたシンギュラリティが来るかどうかの話が面白かったので、記憶と少しのメモを頼りに書いてみようと思います。

シンギュラリティとは

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シンギュラリティ(技術的特異点)を知らない方も多いと思うので「シンギュラリティ」についてウィキペディアより引用しました。

技術的特異点(ぎじゅつてきとくいてん、Technological Singularity)とは、未来研究において、正確かつ信頼できる、人類の技術開発の歴史から推測され得る未来モデルの限界点を指す。 端的に言うなれば「科学技術が何らかの原因で予測不能なほど爆発的に発達し始める地点」のことであるが、近年様々なメディアに引用されるうち定義が錯綜し、バズワードと化している面も大きい。

技術的特異点は、「強い人工知能」や人間の知能増幅が可能となったとき出現する。フューチャリストらによれば、特異点の後では科学技術の進歩を支配するのは人類ではなく強い人工知能やポストヒューマンであり、従ってこれまでの人類の傾向に基づいた人類技術の進歩予測は通用しなくなると考えられている。
この概念は、数学者ヴァーナー・ヴィンジと発明者でフューチャリストレイ・カーツワイルにより初めて提示された。彼らは、意識を解放することで人類の科学技術の進展が生物学的限界を超えて加速すると予言した。意識の解放を実現する方法は、人間の脳を直接コンピュータネットワークに接続し計算能力を高めることだけに限らない。それ以前に、ポストヒューマンやAI(人工知能)の形成する文化が現生人類には理解できないものへと加速度的に変貌していくのである。カーツワイルはこの加速度的変貌がムーアの法則に代表される技術革新の指数関数的傾向に従うと考え、収穫加速の法則(Law of Accelerating Returns)と呼んだ。

技術的特異点 - Wikipedia


少し前置き

話をした上司=あべさん

もともと、大手企業の半導体工場の技術者をやっていたけど、
いろんな思いの中で、WEBの世界に2年ほど前に飛び込んできた人です。
今大体42歳くらい、なので20年位の半導体歴で2年位WEBって感じ。


あべさんは普段こんな感じ(とても陽気)
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昔話

ぼく(筆者):メリークリスマスとかいいたくないですね(一緒に過ごす相手がいない)

あべさん(以下、あべ):わかる(家族はいるけど、クリスマスより子供の習い事を優先されて家に誰もいない)

ぼく:そういえば最近シンギュラリティーとか流行ってるじゃないですか〜僕は個人的には来るかなぁって思ってるんですけど、でも来ないかもしれないと、疑ったりする必要もあると思ってて、10年とか20年前も何か別の言い方で同じようなこと言われてたんじゃないですか?どう思います?

あべ:そんなことないと思うけどなー例えばさ、俺らの時代(たぶん20年位前)はITだって物の時代だからね、新しいデジタルな物が出てきたら「買う」か「買わない」か「持ってる」か「持ってないか」だったけど今はみんな持ってることが前提、iPhoneだって誰でも持てるしPCだってもちろん基本的に誰もが買える値段、今はどっちかって言うとその「物」に入れるソフトを「持ってる」か「使ってるか」

ぼく:あー確かに

あべ:もう少し具体的に話すとさ俺の中学時代とか逆にソフトって売れなかったんだよね、ゲームは売れてたけどねwそれ以外の「ソフト」今で言う所のアプリ、今だったらみんなExcelとかはもちろん、個人的なアプリだってバンバン課金したりかったりするじゃん昔は、ソフトに価値を見出す人がホント少なかった

ぼく:最近じゃゲームじゃなくてゲーム内のコンテンツにお金払ったりしてますもんね

あべ:それから例えば、今から30年前くらいだと64ビットなんで夢だったもんね〜俺がはじめに買ってもらのが確か「MSX2」で中学生3年のころかな、3.5インチフロッピーディスクがついたやつで5万円くらいだった、basicくらいしか書けなかったけどね

weekly.ascii.jp

クリスマスをカエルの足焼きで祝う僕達
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ぼく:意外と安いかも・・・でもBASICしかかけないのは微妙・・・・

あべ:あと、物を測る単位とかも違ったんだよね、うちのオヤジの頃は「酸素原子」が基準だった、俺の頃は「炭素原子」が基準だったしね

ぼく:へーそういうことも違ってるんですか・・・そう考えるとやっぱり積み重なっていってるんですね、過去の繰り返しじゃなさそう

あべ:そうね、やっぱ繰り返しってのとは質が違うかな

ぼく:確かに情報の伝わる速度なんかも違ったりしますしね

あべ:BASICでプログラムしてた頃なんてツキイチの雑誌が情報の伝達手段だからね、情報がないせいで色んな物をイチから作ってたな画像の圧縮とかも自分でどうにかこうにかやってたし、でも俺だけじゃなくて他の人もやってただろうな、今と違って情報が少ないし遅いから、情報共有がうまくかなかった、だから車輪の再発明的になってた

ぼく:その速度感は今は桁違いですね

あべ:だから今は組み合わせの世界なんだよね、あるものとあるものを繋いだり加工したりして新しい物を作るだから速度感も違うし、コピペで圧倒的に世の中の進化の速度が速まった

ぼく:積み上がり続けてるし、積み上がりの速度も圧倒的に早くなってる

あべ:そうね

にこにこ話すあべさん
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技術特異点がやってくる

ぼく:そしたら、これから先ってどうなるんですかね?

あべ:今はやっぱりソフトだよなムーアの法則は限界にきてるしね、まだ続くと思うけどでも、物理的な部分については十分進化してきてると思うよだって、神経の太さと導線を比較したとき、神経より導線のほうが細いもん、それでもまだ人間を越えられてないのって、ソフトウエアがハードに追いついてないと思ってる。

ニューロン | 脳について | 理化学研究所 脳科学総合研究センター(理研BSI)

第1回:今年は14nm半導体決戦の年〜ところで14nmとはどこの長さ? (1/3) | 連載04 半導体テクノロジーの今 | Telescope Magazine

ぼく:あーなるほど

あべ:まだソフトよりハードのほうが積み上げが長いからねでもソフトの進化速度はハードより速いし、いずれハードの進化に追いつくだろうし越えて行くんじゃないかな?そうやって積み重ねが続いて速度も上がっていったら当然の帰結としてシンギュラリティって起こるよね
blogs.yahoo.co.jp


技術特異点は日本に落ちた核爆弾

あべ:俺の目から見ると、シンギュラリティーって「日本に落ちた核爆弾」のように見えるんだよね

ぼく:ほう?(何言ってるんだこのおっさんって思って言ってる)

あべ:戦争は昔からあったじゃん、戦争って喧嘩だし喧嘩は誰でもする人間は昔から喧嘩してきただけ、でも核爆弾て人間の喧嘩のレベルを超えたよねシンギュラリティも一緒で人間を超える行為じゃん

ぼく:たしかに・・・でも随分質が違いませんかね・・・

あべ:もう少し具体的に言えば、人間の意味を奪っていくわけじゃん、今まで「考える」・「働く」・「楽しむ」とか、いろんな事を人間主体でやってきた。産業革命だって、機械を動かしてたのは人間だしあくまでも人間が人間に向けてやってた。その一部を機械に任せられるようになっただけ。そして生産速度もぜんぜん違うよね。

ぼく:なるほど

あべ:世界全体が未開拓だったから何を作るにしても、需要が供給を圧倒的に上回っていたただからいくら工場が建っていても大丈夫だったけどシンギュラリティは全然違う。「自動的」に「需要」を大きく上回る「供給」ができる当然人間の仕事が奪われる

ぼく:そうですね

あべ:今までの価値観が大きく壊れる、人間人間らしく生きれるかを考えないといけない時代が来るじゃないかな?

まとめ


以下の3点を背景にシンギュラリティは来ると言えるかなと。

・ソフトウエアとハードウエアの確かな積み上がり
・ハードウエアは人間を超えつつある
・インターネットによる積み上がり組み合わせ速度の飛躍

そして僕らは「シンギュラリティ後の世界でどう生きていくかを考える」レベルに来てるんだなと感じました





ちなみに、翌日「食あたり」で死にました。。。
多分「センマイ刺し」がまずかったきがします
食べ物には気をつけましょう、、、ということで!
でわでわ〜